パンツと白い天井、桜並木

コバヤシコ「二度とライブでやんない曲。没。Youtubeで探せばあるよ」

いつもより早く起きれたらさ
洗濯物を干す後ろ姿
また飯くらいおごるからさ
東京においでよいつでもさ

2時を知らせる秒針の声
半目に霞む自慰的な願い
抱きしめるにはあまりに細く
毛布の中で横向きに眠る

おやすみの夢なんかでさ
会えなくていい　会えなくていいけど

君の見る夢に僕がいて
いつの日か海に行こうよ

あなたの文字は初めて見たね
手紙を書く事は恥ずかしいね
いつも同じ話ばかりだけど
弱いところもまた見せてよね
擦り切れていく日々の中に
僕の心はまだここにあると
確かめるための桜並木
緑が芽吹く　泣きそうになる

脱ぎっぱなしの思い出の中
見上げた空は狭すぎたけど
4月の月が 僕らの街が
ピンクに染まる　ピンクに染まる

おやすみの夢なんかでさ
会えなくていい　会えなくていいけど
君の見る夢に僕がいて
いつの日か海に行こうよ

桜が散る　風を浴びる
顔が赤らむ　花火が上がる
街が染まる　君が笑う
ピンクに染まる　ピンクに染まる